『そうして貰ったように』
投稿日:2024.01.11
~生きているということは~
(作詞:永六輔さん 作曲:中村八大)
生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを誰かに返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
2024年がスタートいたしました。元日の朝は少し雲がかかって初日の出を拝めませんでしたが、暖かな一年の幕開けとなりました。真冬なのに年末年始も暖かい日が続き、かつて経験したことのない新年に、かえって不安さえ感じるほどでした。いつもなら雪をかぶっているはずの安達太良山も、今年は山肌を露わにしています。
そんな穏やかな新年の幕開けも、石川県の能登半島で巨大地震が発生し、楽しいはずの正月も一変してしまいました。私たちも東日本大震災で大変な経験をしているだけに他人事とは思えません。
ニュースを見ると建物の多くが倒壊し、道路は隆起し、電柱は傾いて道路を塞ぎ、とても車の通れる状況ではありません。7階建てのビルが倒壊するのですから、どれほどの揺れだったのでしょうか。私たちの時よりはるかに大変な惨状に映りました。地震は本当に怖いです。一瞬で人の命や大切なものを奪ってしまうのですから・・・。
東日本大震災以来、自然災害が毎年のように発生し、私たちに多大な被害を与え続けています。これほど大きな地震となるとどう備えてよいのかわかりません。
全国からもうすでに20億円(約90万人)もの支援金が送られてきているそうです。また、世界各地からもお見舞が届いているとのこと、有難いことです。私たちも東日本大震災の時は全国・世界から義援金を頂きました。私たちがそうして貰ったように、今回は私たちも被災地の一日も早い復旧を願い、被災地の募金に寄付(推譲)を致しましょう。
今回、東日本大震災以来忘れかけていた「当たり前の幸せ」を思い出させられました。私たちにも、またいつどんな災難が訪れるかわかりません。毎日何不自由なく生きられること、毎日仕事が出来ることに喜びを感じ、感謝の念を持って日々生活していきましょう。