『必至な思いが奇跡を起こす!』
投稿日:2026.03.11

■震災当時、大熊工場の出荷口に集荷されずにおかれたままの製品たち
今日で、東日本大震災(原発事故)から15年が経過いたしました。振り返ってみると、もう15年もたってしまったのかと思うほど、月日の流れるのは本当に早いものです。今でもつい最近のように当時のことが思い出されます。
上記の写真は、夕方には宅急便さんに集荷されて、次の日にはお客様のところに届くはずだった製品です。集荷されずに放置されたまま・・・今見ても心が痛みます。どこのお客様の製品だったのでしょうか?私たちの責任ではないとは言え、お届けできなくてこのお客様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。その他にも、サッシ扉の向こうには仕掛品の製品が足の踏み場もないほど沢山散乱しており、その光景は今でも目に焼き付いております。
震災の翌日からは、みな散り散りバラバラに避難を余儀なくされ、長期の休業へと追い込まれてしまいました。後で分かったことですが、遠くは岩手県や四国のほうまで避難した人もありました。放射能に対する恐怖の大きさには驚きでした。
そんな中みんなで協力して、半年後の9月には事業の再開を果たしました。今思うとまさに奇跡です。何とか会社を再建しようとするみんなの必至な思いがそうさせたのでしょう。「火事場のバカ力」という言葉がありますが、7月の40度近い猛暑の中、防護服に身を包んで二日間にわたって機材を運び出し、事業の再開にこぎつけたそのエネルギーにはすごいものを感じます。一生忘れることのできない思い出です。一つの目的に向かって一致団結するとき、天も味方をしてくれるんですね。
そして、あれから15年、またしても私たちは厳しい状況下にありますが、困難を成長のチャンスとポジティブにとらえて元気を出して頑張ってまいりましょう。よろしくお願いいたします。




