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社長日記

『振り返りと展望』

投稿日:2025.04.11

 新年度に入りました。一年間ご苦労様でした。

 昨年度はスタートから急に受注が停滞して予期せぬ一年となりました。分析してみると、プレミアム商品券の大部分がなくなってしまったことと、大口の得意先の受注が

大幅に減少してしまったことが、業績低迷の大きな要因だったのではと思われます。

 その背景には急激なデジタル化により、各業界でのペーパーレスが一気に加速しました。特に関東圏の役所関係ではその動きが顕著で、印刷物の半分くらいがデジタル化されたという情報も入ってきています。さらに、あらゆるものが値上がりして経済が鈍化したことなども、もう一つの要因と考えられます。それでも年度末には例年通り少し業績を戻せたことは、明るい材料でした。

 ことしは4月以降プレミアム商品券が復活する自治体もいつくかあり、見積り件数も増えてきました。何とか受注につなげて業績の回復につなげたいと思います。ただ、商品券関係は不況対策の一環で一過性のものではまく、いつかはなくなるものです。いつまでも当てにはできません。今年は新規開拓にさらに力を入れて、新規のお客様、新規の受注を目指してまいりたいと思います。

 印刷業界ではさらに淘汰が進みそうです。この現象は以前から予想していたことではあります。印刷業者は半分くらいに減少してしまうのではないでしょうか。経営者の高齢化、後継者不足(継がない・継がせない)設備更新ができないなど、要因は様々です。

 同業者さんが減っていくのは寂しいとこですが、需要と供給のバランスから言えば致し方のないところでしょう。本来印刷業は特殊な商売で、一つの町に一軒あれば足りる業種でした。高度経済成長期にたくさん増えてしまい過当競争化してしまって、現在に至ります。当社もその一社です。これからは、十分な設備と従業員が整っているところだけが残っていくでしょう。廃業されたところでやっていたお仕事も、最終的にはそういうところへ流れていくと思います。少しずつではありますが、新規の問い合わせや取引等が増えてきております。

 今年はトランプ大統領が世界の国々に相互関税をかけるということで騒がせており、今後の日本経済が心配されます。私たちはこれまで通りお客様の期待やニーズに応えられるよう、品質・納期・サービスの向上に努めてまいりましょう。

 また一年間頑張ってまいりましょう。よろしくお願い致します。