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社長日記

　「明けましておめでとうございます」。今年の元日はお天気もよく、雲の切れ間から初日の出を拝むことができました。風もなく気温も暖かく感じられ最高のお正月日和でしたね。

　皇居では恒例の皇室の一般参賀が行われ、天皇陛下が「本年が国民一人ひとりにとって、安らかで良い年となるよう願っています」とお言葉を述べられました。東日本大震災以来、私はこの「安らか」という言葉が、何よりも尊く感じられました。

　さて、今年の干支は丙申（ひのえさる）です。干支からすると今年はどんな年になるのか調べてみたところ、以下のようなことが書かれてありました。

　「これまで日の目を見なかったことが形となって現れてくる歳」とありました。これまでの努力や頑張りが表面化し、形となって現れてくるとのことです。また、自然現象としては激しい太陽の熱さと地上全体の火山活動が活発になる可能性があるとも・・・。今年の夏は猛暑なのでしょうか？火山の噴火も気になりますね。

　では６０年前（１９５６年）の同じ丙申の日本はどんな年だったのでしょうか・・・調べてみますと、〈戦前の経済水準を超えるまでに回復した年〉とあり、「もはや戦後ではない」と経済白書に記載され流行語になったほどだそうです。まさに先人たちの努力が目に見えて現れだした一年だったようです。

　私たちも３月で震災から５年になりますが、官民力を合わせて本格的な復興への足がかりとなる一年にしなければなりませんね。

　当社は今年の１０月で創立３０周年を迎えます。会社の歴史に残る節目の年です。これまでどおり共育に力点を置いた経営を進め永続企業を目指してまいります。