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社長日記

『振り返りと今後の展望』

投稿日:2023.10.11

 今月は当社の創業月です。昭和61年(1986年)10月1日にスタートして以来37年が経過しました。創業期から右肩上がりの10年間は、本当に忙しい毎日でした。帰りはいつも9時、10時が当たりまえ、それほど仕事がありましたが、当時のメンバーが頑張ってくれたお陰で乗り切れました。バブル絶頂期で時代が良かったようですね。以後は、徐々に業績が落ちて来て平成15年には経営危機を向かえることになります。このころが精神的にも一番苦しい時でした。思い出すだけでもゾッとします。

 しかし、このとき鍵山先生の「深めると広がる」という言葉に出逢い、一念発起して強みの帳票印刷に特化し、全国の同業者にDMで営業展開したことで平成16年から急に業績が好転しはじめ、6年で業績が2倍にも増えたのでした。その頃は、夢だった大台の3億円を突破し4億円に向かって期待を膨らませておりました。

 しかし、平成22年3月11日に発生した東日本大震災による原発事故で避難を余儀なくされ、夢は打ち砕かれてしまいました。地震だけだったら何とかなったような気がするのですが、原発事故で地元のお客様のほとんどを無くしてしまったことが、中々業績を戻せないでいる要因かもしれません。

 それでもその年の9月に郡山市田村町のテナントを借りて事業を再開し、後に企業立地補助金の制度も活用して現在に至っております。業績も徐々に増えて来てようやく黒字に転換したと思いきや、今度は新型コロナウイルスの発生で急ブレーキがかかってしまいました。さらに円安やロシアのウクライナ侵攻などがあって業績は停滞気味です。本当に人生は何が起こるか分かりませんね。

 それでも、これまでの私たちの頑張りに天も味方してくれたのでしょうか、ここにきて新規のお客様が沢山ついてくださり、業績も回復傾向になってまいりました。特に10月に入ってからの受注の多さには驚きです。まるで震災前のような受注の多さです。業界の再編が進んでいるのでしょうか、一過性なのか、持続性がある事なのかよく見極めて経営を進めて参ります。取りあえず今月は、大入り袋を目指してみんなで頑張っていきましょう。