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社長日記

　例年になく今年は夏枯れの期間が長かったですね。金融機関の特需の仕事が８月ごろから入ってくることを想定していたのですが、肩透かしに終わりそうです。数十点も見積もりをしていただけに残念でなりません。相手にも都合があることなので仕方のない事ですが・・・。

　今落ち着いて考えてみると、夏場の落ち込みを何とか挽回したいという思いが焦りに繋がり反省しているところです。特需で仕事が増えても本来あるべき姿ではないので追いかけるのは止めようと思います。毎年少しずつの成長を目指す『年輪経営』の基本に立ち返り、焦らず地に足を付けた経営を進めて参ります。

　さて、仕事の方も１０月後半から動きが出てきました。本来の伝票類もさることながら、冊子関係も立て続けに入ってきて、今度は急に忙しくなり、一年を通して何とかバランスが取れないものかといつも思い悩みます(笑)。　　

　今年初めから出版会社との取引が始まりましたが、品質的に何の問題も無く髙評価を頂いており、今後の頁物関係の受注にも自信がつきました。そんな矢先、突然、新作の本の注文が舞い込んできてビックリ！さらに前作の増刷の注文も重なり、この二つの冊子の受注は私にとって大きな励みとなりました。私たちの仕事ぶりがお客様に信頼を頂いたようです。頁物の製本業務もようやく二本目の柱として育ってきましたね。このパイプを今後さらに強固なものにしていきたいと思います。

　さらに、これから中長期戦略として三本目の柱を検討中です。他にマネのできない当社独自のサービスの提供で当社の存在を永続的なものにしていければと考えております。今月は忙しくなりそうです、宜しくお願いします。