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社長日記

■出荷を待つ6,000冊の伝票

 

　先月お問い合わせを頂いた埼玉県の印刷会社様より大量のご注文が入りました。震災前には、チャーター便で発送をするようなボリュームの大きい仕事は時々ありましたが、震災後、事業を再開してからはこのような大きな仕事は初めてでは無いでしょうか。しかも、定期的に毎月の仕事ということでしたので私も驚いております。

　業界の仕事量が減ってきている中で毎月安定してこれだけの仕事が入ってくることはとても有難いことです。会社としてもとても助かります。これも偏に紙屋さんや箱屋さんなど、当社の取引業者さんのご協力を得られてのことです。感謝しないといけませんね。

　今回のお仕事も、毎月発送している当社のＤＭがご縁のことでした。先方様には、遠方よりわざわざ当社にお越し頂いて工場内を見て頂きました。後加工まで充実した設備群や、当社の技術面にも大変驚いておられました。安心して任せられると確信して頂けたのではないでしょうか。

　その後当社でも、森野工場長を伴い貴工場を訪問させて頂きましたが、その規模の大きさとスピードの速さには私も大変驚きました。しかも、スゴイ量のお仕事です。関東圏と地方とのボリュームの格差にはさすがにショックを受けました。この業界は装置産業と言われておりますが、何十億も投資しないとそのようなお仕事も来ないということなのでしょう。只々驚きでした。

　先月第一回目の出荷を完了いたしました。１０パレットの製品ですが、当社ではいとも簡単にこなせてしまうから、当社の処理能力もまたすごいものだと自負しております。正直これだけの仕事量をこなせるところは東北にはないと思います。こんなお話を頂けるのも、後加工部門を充実させ、印刷のワンストップサービスを目指してきたからでしょう。これからも間違いのない仕事でお客様のご信頼を勝ち取っていきましょう。