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社長日記

　新型コロナウイルスが発生し、現実的に影響が出はじめてから一ヶ月余り経ちました。緊急事態宣言が発出されてから今日まで過ぎてみると、首都圏はともかく、地方においては感染者ゼロの日が何日も続くようになってきており、徐々に明るい兆しが見えてきました。

　わが福島県は、感染者ゼロの日がなかなか続かず、まだ収束に向かっているとは言えない状況ですが、爆発的な感染の広がりも無く、徐々に落ち着いてくると思われます。今後も引き続き注意していきましょう。

　これまでの沢山の情報から判断すると、ワクチンや治療薬が開発されて、実際に投与されるまでは収束を見ることはないようです。私たちの毎日が普段通りの生活に戻れるよう、一日も早い完成を願いたいものです。それまでは長期戦と覚悟して辛抱するしかないと思います。

 

　今回の新型コロナウイルスの影響で、私たち印刷業界も全国的にかなりのダメージを受けているようです。特にイベント関係の印刷の仕事をメインにしている会社は壊滅的な状況のようです。この状況下では、これから倒産や廃業を余儀なくされるところも徐々に出てくると推察されます。つくづく、当社はチラシ関係を追いかけてこなくてよかったと思っています。

　とはいえ、当社も今現在は仕事量の減少で、みなさんに十分な仕事の提供ができずにおりますが、終息に近づくに連れて徐々に仕事量も回復してくると予想しております。また、淘汰が進むことで、むしろ当社に対する依存度も高まるのではないかと楽観的な予測もしております。これまで、私たちはバブル崩壊（１９９１年）、リーマンショック（２００８年９月）、東日本大震災・原発事故（２０１１年３月）も乗り越えてきました。きっと今回も大変な状況ではありますが、切り抜けて行けると確信しています。

　これまで同様、私たちの強みである「品質・速さ・サービス」にさらに磨きをかけ、お客様の期待と信頼に応えていきましょう。

　今は、今回の困難を乗り越えた後のことを考えて、日々仕事に取り組んでいきましょう。