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社長日記

　新型コロナウイルスが発生から二ヶ月余り、全国的に感染者の数も大分少なくなってまいりました。東北地方ではしばらく新しい感染者も出ておらず、収束した模様ですが、首都圏においては、いまだに毎日のように感染者が出ており、安心できるようになるまでにはまだしばらく時間がかかりそうです。長期戦で取り組む必要がありそうですね。

　４月は、３月からの持ち越しの仕事が多くあり、売上的には前年度を少し上回りましたが、５月はコロナ禍の影響をまともに受けてしまい、目標の５０％弱に止まりました。当初落ち幅は３０％くらいにとまるかなぁ～と予想しておりましたが、意外にも大きな減少に危機感を新たにしております。

　当社の売り上げの約６割は関東圏ですので、こういう結果になったようです。一日も早い回復を願いたいものです。

　今後の会社の方向性としては、とにかく「会社を潰さないこと」を第一に考え、あらゆる手段を使って守り抜いて行こうと考えております。

　先ず、はじめに雇用調整助成金制度の活用です。皆さんには、すでに時短をお願いしておりますが、計画的に休んで頂き、また、空いた時間は早退して頂くことで国から助成金が支給されます。有効に活用することで、少しでもマイナスを減らすことが出来ればと考えております。

　また、先月は５０％を下回りましたので、持続化給付金の給付も受けられるようになりました（嬉しいような悲しいような複雑な心境です）。

　さらに、５年据置（３年無利息）の融資の申し込みする予定です。現在の預貯金で今回のコロナ禍は切り抜けられると思いますが、借り入れをすることで、現在残っている有利子負債を返済し、毎年の利息を保証料の削減を考えております。少しでも出ていくお金を減らし、残ったお金は万が一に備えておくつもりです。

　返済までの５年間の猶予期間がありますので、それまでに経営を安定させたいと思います。

　とにかく今は生き残りをかけて辛抱するしかありませんね。