『厳しい状況が続いております』
投稿日:2026.07.10
今年も早いもので半年が過ぎました。年初からいい感じで来たので今年こそは業績が上向くかと思いきや、春ごろからはブレーキがかかってしまったような感じになりました。
その背景には、3月にアメリカが突然イランを攻撃したことで石油の供給がストップしてしまった事が一つの要因と考えられます。私たちアジア人にとっては、中東からの毎日のように入ってくる石油はアジア経済の大動脈です。アメリカから攻撃を受けたイランが大動脈であるホルムズ海峡を塞いでしまった事で、石油の供給を止められてしましました。そのせいで、石油製品の物価高騰を招き、国内はもちろん、世界の経済に大きなダメージを与えました。何の関係もない日本やほかの国々がアメリカの身勝手な振る舞いで大きな迷惑を被りました。今後どうなるのかは、いまだに解決の糸口は見えてきておりません。
これまでにも、2019年には中国が新型コロナウイルス出世界中をパンデミックに落とし込み経済を停滞させました。2022年にはロシアがウクライナに侵攻したことで物価が上昇し、そして今度は、アメリカがイランを攻撃。上記のような状況になってしまいました。
世界の三大大国の愚かな指導者の狂気的な振る舞いが、全世界を巻き込んで不安な世の中をつくってしまいました。わが国においてはナフサ不足などによる石油危機が原因で、経済的不安が増長したということで円安が加速し、かつてない物価高経済となってしまいました。私たち中小の印刷会社にとっては致命的な出来事です。原材料費も2倍近くに跳ね上がり、受注に悪影響を及ぼしかねません。デジタル化やペーパーレス化で仕事量の確保が難しくなっている中でのこの出来事は死活問題です。
毎日のように世界の情勢を確認しておりますが、今後世界はどうなっていくのか全く先行きが見通せません。この状態が20年くらいは続くだろうと悲観的に予想している研究者もいるようですが、私はそこまでは・・・と思っております。が、先のことはわかりませんね。
さて、そんな中でも私たちは生き延びていかなければなりません。今年は何とかとなるにしても、来年以降は上記のようにどうなるかわかりません。現在お取引をいただいていたお客様の中にも、年内で廃業のお知らせをいただいているところもあります。その際、クライアントさんは当社が継続してお取引をさせていただけるようにお願いをしておりますが、突然倒産となるとそうはいきません。常に新規開拓でお客様を増やしていかなければならないと考えておりますが、それにしても昨今の急激な資材の高騰の中での新規開拓は容易ではないように思います。
これまでも、皆さんには何かと我慢をしていただいてきておりますが、今年はさらに状況が厳しさを増すことが予想されます。6月は昇給月ですが、現在お厳しい経営状況をご理解いただき、今回は最小の昇給にとどめさせていただくことをご了承ください。(利益が出るようでしたら賞与で還元したいと思います)




