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社長日記

『明るい兆し』

投稿日:2020.01.10

■安達太良の山々にもようやく雪が

 

 今年の干支は第一番目の甲子(きのえね)から数えて37番目の庚子(かのえね)にあたります。庚(金)と子(水)は「木・火・土・金・水」の隣同士で≪相生≫といってとてもよい組合せの年とのこと。詳しく調べてみると、「庚」には、「終わり」や「改める」という意味があり、「子」には、今から「生まれる」、「始める」、「増える」という意味がありました。

 そういうわけで、今年はこれまで続いてきたことが終わり、新しい事が始まる、また、新たな芽が育つ一年になるようです。今年はオリンピックイヤーということもあり、何か因縁めいたものを感じますね。いずれにしても、昨年のような大きな自然災害は無い事を祈りたいものです。

 さて、今回の長い休みを利用して昨年一年間を振り返り、私なりにいろいろ考えてみました。世界的には米中経済戦争や米とイランの抗争、日韓関係。国内的には温暖化の影響による自然災害や少子化問題、人手不足、1000兆円を越した赤字国債の発行や政治不信など、私たちを取り巻く外部環境には沢山の問題点が存在しました。

 私的には、マイクロプラスチックによる海洋汚染の問題が一番衝撃的でした。これまで便利で世界経済に貢献してきたプラスチック製品が海洋を汚染していたとは。特にパッケージ分野で貢献してきたグラビヤ印刷が、この問題で一気に倒産や廃業の危機に追い込まれてしまったことには心が痛みます。ペットボトルも今後は缶や紙パックに変わっていくようです。

 以上に見るように、環境問題はあらゆる産業において避けて通れない時代になったようです。そういう意味では、私たち一般印刷部門はリサイクルが可能な材料を使用していますので、今後も存在し続けられる職業であると確認できました。もう一度紙製品が取り上げられる時代が来てほしいものです。

 今年も一年間、宜しくお願い致します。