福島の総合印刷センター。カレンダー・伝票印刷で日本一の速さを目指します。

共同印刷株式会社

驚きの納期の速さとエコノミー価格でしっかり対応!
日本全国どこへでも発送いたします。

Tel.024-953-5520

【電話受付時間/8:30〜17:30】

お見積り・お問い合わせ

BLOG
社長日記

『今後の景気の動向に注意』

投稿日:2025.08.08

 内閣府が5月16日に発表した2025年1月~3月期の国内総生産(GDP)が実質で前年比0.2%減となり、このペースが1年以上続くと仮定した場合、年率換算は0.7%減となります。コメの高騰はもとより、物価高に伴う節約志向は根強く、食品をはじめとする個人消費が停滞しているのでしょう。個人消費はGDPの60%を占めていますので、食料品や電気、ガス、ガソリンなどの料金が下がらなければ、個人消費は上向きになることは難しいのではないかと思います。

 高い喚起能力や一人焼肉の人気を追い風に、新型コロナウイルス禍でも数少ない“勝ち組”であった「焼肉店」の倒産件数が、前年度から6割も増えてきており、輸入牛肉の価格や光熱費の高騰、人手不足などの逆風により、一気に苦境に立たされています。ラーメン店でも1,000円の壁を越えられず、やむなく閉店に追い込まれている繁盛店も出てきているようです。私の行きつけのお店も、以前は並んでいてなかなか入れなかったのですが、今は余裕で席に着けるくらい空いています。今年の夏は特に暑いせいもあるかもわかりませんが、いずれにしても厳しい経営を強いられていることに変わりありません。ちょっと前まで1枚入っていた海苔が半分に切られていました・・・笑えない現実ですね。

 以上のように、長引く円安による物価高の影響で、消費者の財布のひもは固くなり、国内の経済はさらに厳しい状況になってきておりますね。特に中小零細企業にとっては死活問題です。一日も早く円高傾向になってくれることを願わずにはいられません(FRBが金利を下げてくれさえすれば円高になるのですが。)

 さらに、アメリカのトランプ大統領が各世界の国々に高い関税をかけるということで、いま世界は大騒ぎになっております。アメリカに輸出をしている大企業まで業績の悪化が予想されますので、今後の対応に頭を悩ましているところでしょう。大企業まで業績を落とすことになると、我が国の経済状況はますます厳しくなってしまいます。私たちも幾度となる資材の値上げで印刷料金も何度も値上げをせざるを得ませんでしたが、生きていくためには致し方のないことだと思います。お客様にご理解いただけるよう丁寧にご説明し、これまで通り品質やサービスは絶対落とさず、当社規格に信用・信頼をいただけるよう努めていきましょう。