理想的な印刷会社を目指して
投稿日:2016.03.11
・自動クラフト包装機が威力を発揮。これからも活躍してくれることを願っています。
1月に続き2月も仕事が順調に入り、事業再開後2月度としては、お陰様で過去最高の業績を記録できました。皆さんには大変ご苦労様でした。
昨今、世の中の不景気感がますます色濃さを増しており、これからも不透明感は否めませんが、当社では新規のお客様も増えてきておりますし、新しく書籍の印刷・製本、そして、ロットの大きな仕事も増えてきております。まだまだ楽観視はできませんが、当社においては世の中の状況とは相反して明るい兆しが少しずつ見えてきたように思います(強みに特化することの大事さを痛感)。
特に先月は思いがけず1,700個も包装するようなかつて経験のない大口の仕事が入り私もビックリしました。昨年、特需を想定して導入した自動クラフト包装機がようやく活躍してくれました。この業界において設備力は重要なポイントのようです。
新工場建設に際しては、私は利用できる制度を可能な限り活用し、10年から20年先を見据えて巨額の資金を投じてきました。その目的は以下の三つです。
1新規業務への取り組みと受注量のアップ(震災で失った売り上げダウンの早期回復)
2快適作業環境づくり(業績回復に伴う仕事量増大による体への負担の軽減)
3生産性の向上(最新鋭の設備の導入による合理化の推進)
その甲斐あってか、ここに来て仕事の入りや流れがちょっと変わってきた(好転)ように感じます。
今日で東日本大震災からちょうど5年が経過。私の目指す『理想的な印刷会社』の構築までもう少し。5年後には震災前の業績に到達し、完全復活を果たしたいと考えております。