『本日開店の心』
投稿日:2021.07.09
■懐かしい第一回の会社の旅行(まいんランド尾去沢) カメラマンは森野さんかな?梅田さんかな?
先日まで、福島民友新聞に掲載された太郎庵さんの「マイストーリー」を朝礼の時間を使って皆さんに紹介してきました。全11話の内容でしたが、創業当時の目黒さんの事業(菓子づくり)に賭けた思いが、自分の創業時代と重なり心が熱くなり、当時のことを思い起こしました。
共同印刷は、昭和61年10月1日に大熊町大字小入野字西大和久507の地に60坪の建屋を借りてスタートしました。ないない尽くしからのスタートでしたが、そんな状況の中でも自分たちの体を精一杯使って頑張った創業時代が懐かしく思い返されました。
また、スタートと同時に資本金の半分が無くなり、怖くなって足が震えたことも蘇りました。それからは、毎日必死に営業で駈けずり回りましたね。太郎庵さんの開店の日にお客様が来て下さるのだろうか?と、心配で眠れなかった気持ちがよく分かります。
弊社はお菓子屋さんと違って、開店したからと言ってお客様がすぐに買いに来て下さるわけではありません。営業に行って仕事を頂く業種だけに、他社と価格をてんびんにかけられていやな思いをしたこともありました。以来、速さとサービスに力を入れて価格競争は避ける経営を目指してきました。
ある日、夜8時頃「名刺を注文したいから来てほしい」との電話があり、「今すぐ行きます!」と言ってすぐに注文を頂きに行ったこともあります。1箱2千円の名紙の注文がこんなに有難いものかと感じられたものです。もう亡くなられてしまいましたが、このお客様にも大変可愛がっていただきました(感謝!)。
弊社も創業から間もなく36年になります。太郎庵さんの「本日開店の心(感謝の心)」と同じように、忘れてはいけない創業精神をまた思い起こさせて頂きました。
最近、お客様からコロナ禍中の弊社を心配されて「仕事はどうですか?共同印刷さんが無くなると困ります!応援しますから、頑張ってくださいね!」と激励のお電話を頂きました。弊社を心配して下さる有難いお客様のためにも、みんなで頑張ってコロナ禍を乗り切っていきましょう。(ハワイ旅行も行ってみたいですね。)