『目標達成シートをつくりましょう!』
投稿日:2021.12.11
■大谷翔平選手が高校時代に活用した目標達成シート(マンダラチャート)
今年も残すところ一か月を切りました。昨年からの新型コロナウイルスの感染拡大で、今年も厳しい一年となりました。海外では、感染の再拡大で大変な状況です。幸いわが国では感染が急速に収束しつつあり、一安心というところでしたが、新たにオミクロン株という変異株が発生し、年末を前にまた不安材料が出てきましたね。
そんな中にあって、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、今年は『リアル二刀流』の大活躍で世界中を熱狂させ、大きな話題となりました。
大谷選手の活躍の陰には、花巻東高校時代、恩師の佐々木洋監督から教えてもらった「目標達成シート」の活用が非常に重要な役割を果たしたといわれております。自分の有るべき姿(なりたい姿)を目標に定め、上図のようにストラックの真ん中に記入します。彼の高校時代の目標は、『ドラフト会議で8球団以上から1位指名を受け、プロ野球選手になる事』でした。
その為に何をするか、が次の目標です。①体づくり、②コントロール、③体のキレ、④変化球を身につける、⑤メンタルの強化、⑥球速160㎞/h以上、⑦運を良くする、⑧人間性を磨く、以上8項目を設定し、さらに、また8項目に細分化し、合計64項目の目標をビジョン化し、この目標達成シートを見えるところに貼り、毎日視覚化することで着実に目標に近づいて行くという自己実現システムです。
私も、いま「会社」と「自分の人生」の二つの目標達成シートを作成中です。仮に、目標が達成できなくても、10%でも20%でも目標に近づけたらOKです。全部のマスを埋めるのが難しいときは、5つでも6つでもいいのです。年末年始の休み中に、皆さんもこの目標達成シートを作成し、来年は希望に満ちたスタートを切りましょう。